2016.01.27 (Wed)
今回の寒波で日曜日(2016/01/24)は10センチほどの積雪だけで
電気の使い過ぎでブレーカーが落ちた程度のトラブルしか無かったんですが、
気温が-6℃を記録した翌日にCORONA 石油給湯器 UKB-310MX(MD)の配管が破裂しました。

エアコンの配管と交差する地点で破裂していて
水はエアコンの配管カバーの中を通って猛烈に噴出してましたぁ~。

夜だったのと水が室外機の当たりそうな勢いだったので写真を撮る余裕も無く、
慌てて給湯器の元栓を閉じて取り敢えず二次災害は防ぎました。ε- (´ー`*)フッ
■水漏れ修理
耐熱性のある茶色の給湯用塩ビパイプ(HTVP)とHT継手で修理できそうだったので
配管の外径などを調べたら管の外径が 20 mm と塩ビ管でよく使われている規格とは異なるものでした。

ただ、呼び径 20 mm の塩ビの継手が使えそうなのでホッとしていたんですが、
管の表面をよく見たらプラスチックの樹脂製のカバーが施されてました。(´・ω`・)エッ?
作業スペースの確保するために
壁に沿って取り付けられていた配管のサドル(Uの字をした管の固定具)を取り外して
配管に遊びを持たせてから樹脂カバーをカッターとニッパーで
樹脂カバーを剥がすと外径 16 mm の銅管が現れました。

16 mm の外径なら 呼び径16の塩ビ管が使える筈だったんですが、
塩ビの接着には互いの塩ビを溶かして接着するタイプのものなので
相手が銅だと取り付けられないんです、多分…。(つд⊂)エーン
業者に頼むにしても数日掛かるだろうし、
もう二日も風呂に入れてないので早急に何とかしたかったのでネットで色々と調べてみたら
「自己融着テープ」で水漏れを防げるとの記事を発見!
自己融着テープとは引っ張りながら巻き付けると融着する特殊なテープで
外観はちょっと厚めのビニールテープのようなものです。
学生の頃に電線を作っている工場でバイトしてたんですが、
そこでは「エフコテープ」とか言って電線の先端に防水キャップを付けて
それを固定する為に使用してたんですがそれと似たようなものみたいです。

自己融着テープはアンテナ線の防水キャップの固定用などに持っていたんですが、
10年以上前に手に入れたもので品質に不安を感じたのでホームセンターで新しいものを購入。
因みに購入したのは「寺岡製作所 自己融着性絶縁テープ タイタックテープ No.420」です。
尚、テープの粘着面にはゴム系粘着剤が使われてるそうですが接着性は低いです。

高温での使用は避けるように書かれているので
本来は給湯器の配管に使用するのはたぶん良くないと思います。
今回はあくまでは応急処置です。

ついでに頭上から落雪が気になったので
「ミドリ安全 軽作業帽 SCL-200A ホワイト」というヘルメットも一緒に購入。

価格は千円程度だったんですが
頭周りと深さの調整できるのでニット帽を被っていても被り心地が良かったです。
防災用におひとつもっておくといいかも~。

元栓を閉じてもポタッ、ポタッと水滴が落ちてきていたので
自己融着テープを破裂部分に一重に巻いて漏水を止めてから作業しました。

テープ幅が半分になるほどまで引っ張って1/2程度重ねる感じで巻きつけていき、
水漏れ部分には 4 ~ 8 周ほど巻きつけるといいそうです。
尚、引っ張る強さは製品によって異なるみたいなので
説明書に書かれている通りにやって下さい。
あと、今回のものはポリエチレンフィルムが使われているので良く分からないですが、
ニトムズ製などのブチルゴムは紫外線などに弱いので必ずビニルテープでの保護が必要みたいです。

■結果
テープを巻いてすぐに元栓を開いたら水漏れもなく
一応止まっているので応急処置として効果絶大でした。ヽ(´▽`)/
テープを巻いてから丸一日以上経過しましたが
今のところは一切水漏れもなく問題ないみたいです。
今回の配管の破裂はエアコンと給湯器の配管が交差する点で
熱い管と冷たい管が接触して経年劣化して起こったことなのか、
それとも変な圧力が掛かっていて今回の凍結でトドメをさされたのかは分かりませんが
ちょうどエアコンの配管カバーの下で破損したのでなにかしら関係しているでしょうね。
(o^-^o)
電気の使い過ぎでブレーカーが落ちた程度のトラブルしか無かったんですが、
気温が-6℃を記録した翌日にCORONA 石油給湯器 UKB-310MX(MD)の配管が破裂しました。

エアコンの配管と交差する地点で破裂していて
水はエアコンの配管カバーの中を通って猛烈に噴出してましたぁ~。

夜だったのと水が室外機の当たりそうな勢いだったので写真を撮る余裕も無く、
慌てて給湯器の元栓を閉じて取り敢えず二次災害は防ぎました。ε- (´ー`*)フッ
■水漏れ修理
耐熱性のある茶色の給湯用塩ビパイプ(HTVP)とHT継手で修理できそうだったので
配管の外径などを調べたら管の外径が 20 mm と塩ビ管でよく使われている規格とは異なるものでした。

ただ、呼び径 20 mm の塩ビの継手が使えそうなのでホッとしていたんですが、
管の表面をよく見たらプラスチックの樹脂製のカバーが施されてました。(´・ω`・)エッ?
作業スペースの確保するために
壁に沿って取り付けられていた配管のサドル(Uの字をした管の固定具)を取り外して
配管に遊びを持たせてから樹脂カバーをカッターとニッパーで
樹脂カバーを剥がすと外径 16 mm の銅管が現れました。

16 mm の外径なら 呼び径16の塩ビ管が使える筈だったんですが、
塩ビの接着には互いの塩ビを溶かして接着するタイプのものなので
相手が銅だと取り付けられないんです、多分…。(つд⊂)エーン
業者に頼むにしても数日掛かるだろうし、
もう二日も風呂に入れてないので早急に何とかしたかったのでネットで色々と調べてみたら
「自己融着テープ」で水漏れを防げるとの記事を発見!
自己融着テープとは引っ張りながら巻き付けると融着する特殊なテープで
外観はちょっと厚めのビニールテープのようなものです。
学生の頃に電線を作っている工場でバイトしてたんですが、
そこでは「エフコテープ」とか言って電線の先端に防水キャップを付けて
それを固定する為に使用してたんですがそれと似たようなものみたいです。

自己融着テープはアンテナ線の防水キャップの固定用などに持っていたんですが、
10年以上前に手に入れたもので品質に不安を感じたのでホームセンターで新しいものを購入。
因みに購入したのは「寺岡製作所 自己融着性絶縁テープ タイタックテープ No.420」です。
尚、テープの粘着面にはゴム系粘着剤が使われてるそうですが接着性は低いです。

高温での使用は避けるように書かれているので
本来は給湯器の配管に使用するのはたぶん良くないと思います。
今回はあくまでは応急処置です。

ついでに頭上から落雪が気になったので
「ミドリ安全 軽作業帽 SCL-200A ホワイト」というヘルメットも一緒に購入。

価格は千円程度だったんですが
頭周りと深さの調整できるのでニット帽を被っていても被り心地が良かったです。
防災用におひとつもっておくといいかも~。

元栓を閉じてもポタッ、ポタッと水滴が落ちてきていたので
自己融着テープを破裂部分に一重に巻いて漏水を止めてから作業しました。

テープ幅が半分になるほどまで引っ張って1/2程度重ねる感じで巻きつけていき、
水漏れ部分には 4 ~ 8 周ほど巻きつけるといいそうです。
尚、引っ張る強さは製品によって異なるみたいなので
説明書に書かれている通りにやって下さい。
あと、今回のものはポリエチレンフィルムが使われているので良く分からないですが、
ニトムズ製などのブチルゴムは紫外線などに弱いので必ずビニルテープでの保護が必要みたいです。

■結果
テープを巻いてすぐに元栓を開いたら水漏れもなく
一応止まっているので応急処置として効果絶大でした。ヽ(´▽`)/
テープを巻いてから丸一日以上経過しましたが
今のところは一切水漏れもなく問題ないみたいです。
今回の配管の破裂はエアコンと給湯器の配管が交差する点で
熱い管と冷たい管が接触して経年劣化して起こったことなのか、
それとも変な圧力が掛かっていて今回の凍結でトドメをさされたのかは分かりませんが
ちょうどエアコンの配管カバーの下で破損したのでなにかしら関係しているでしょうね。
(o^-^o)
スポンサーサイト
コメント
既に一年以上経過していますが、
銅管ですので、塩ビで修復するのではなく、同じ材質の銅管で修復した方が良いです(守るべき要点はありますが、難しくありません)。
また同様の亀裂が生じるかも知れませんし、簡易対処ながらしっかり直す方法を書いておきます。
ウォーターポンププライヤー、銅管用のろう付けようのろう材とフラックスとガスバーナー(安いハンドガスバーナーで充分です)と水を含んだウエスの5つを用意します。
1
まず銅管の水抜きをしておいて亀裂部分を空っぽにしておきます(管に水が入っていると修復できません)
2
出っぱって亀裂した部分をウォーターポンププライヤーで挟んで少しずつやんわりと押し戻して亀裂の隙間を閉じ戻して、なるべく隙間が無い状態にします。
このときプライヤーで銅管に傷がつかないようウエスまたはボール紙などを銅管に巻いてその上から少しづつ押し戻すと良いでしょう。
銅管は柔らかいのであまり力を込めず、少しずつ確認しながら亀裂を閉じていくとよいです。
3出来るだけぴったり隙間無く亀裂を閉じ合わせたら、フラックスを亀裂部分に塗ります)。
4塗布したら亀裂部分にガスバーナーの青い炎の先端を当てます。
熱せられて塗布したフラックスが解け、銅管も焼けて色が変わってきます、そしてガスバーナーの青い炎の先端が銅管にあたって緑色になったら銅管はろう材を流すのに充分温まっている状態と判断して良いです。
そこで熱した亀裂部分にろう材を当てます(※バーナーの炎でろう材を溶かさないように。 銅管の熱で当てたろう材が勝手に溶けて流動するようにします)
。
銅管が温まっていれば、ろう材は解けて弾かれずに銅管に密着しながら流動的に勝手に亀裂部分に流れこんでくれます。
それで亀裂はろう付けによりガッチリ塞がります。
5ろう付け下部分をぬれたウエスなどで拭ってから、その部分をしっかり養生してできあがりです。
外気に露出する部分は、紫外線に強い耐候性のある保温材で被覆すると良いと思います。
フラックス、ろう材、ガスバーナー、プライヤーなど全てホームセンターで安価で売っていいます。
バーナーはカセットボンベ式の安いハンドバーナーで充分です。
はじめに亀裂を出来るだけぴったり塞ぐことと、銅管(亀裂部分)をしっつかり熱して、熱いうちにろう材を流すことを心がけるのが要点です。
大した出費にもならず、疲れる大変な作業も無いです。
ろう材が毛細管現象で隙間に浸透していくさまを観るのも楽しいです。
銅管ですので、塩ビで修復するのではなく、同じ材質の銅管で修復した方が良いです(守るべき要点はありますが、難しくありません)。
また同様の亀裂が生じるかも知れませんし、簡易対処ながらしっかり直す方法を書いておきます。
ウォーターポンププライヤー、銅管用のろう付けようのろう材とフラックスとガスバーナー(安いハンドガスバーナーで充分です)と水を含んだウエスの5つを用意します。
1
まず銅管の水抜きをしておいて亀裂部分を空っぽにしておきます(管に水が入っていると修復できません)
2
出っぱって亀裂した部分をウォーターポンププライヤーで挟んで少しずつやんわりと押し戻して亀裂の隙間を閉じ戻して、なるべく隙間が無い状態にします。
このときプライヤーで銅管に傷がつかないようウエスまたはボール紙などを銅管に巻いてその上から少しづつ押し戻すと良いでしょう。
銅管は柔らかいのであまり力を込めず、少しずつ確認しながら亀裂を閉じていくとよいです。
3出来るだけぴったり隙間無く亀裂を閉じ合わせたら、フラックスを亀裂部分に塗ります)。
4塗布したら亀裂部分にガスバーナーの青い炎の先端を当てます。
熱せられて塗布したフラックスが解け、銅管も焼けて色が変わってきます、そしてガスバーナーの青い炎の先端が銅管にあたって緑色になったら銅管はろう材を流すのに充分温まっている状態と判断して良いです。
そこで熱した亀裂部分にろう材を当てます(※バーナーの炎でろう材を溶かさないように。 銅管の熱で当てたろう材が勝手に溶けて流動するようにします)
。
銅管が温まっていれば、ろう材は解けて弾かれずに銅管に密着しながら流動的に勝手に亀裂部分に流れこんでくれます。
それで亀裂はろう付けによりガッチリ塞がります。
5ろう付け下部分をぬれたウエスなどで拭ってから、その部分をしっかり養生してできあがりです。
外気に露出する部分は、紫外線に強い耐候性のある保温材で被覆すると良いと思います。
フラックス、ろう材、ガスバーナー、プライヤーなど全てホームセンターで安価で売っていいます。
バーナーはカセットボンベ式の安いハンドバーナーで充分です。
はじめに亀裂を出来るだけぴったり塞ぐことと、銅管(亀裂部分)をしっつかり熱して、熱いうちにろう材を流すことを心がけるのが要点です。
大した出費にもならず、疲れる大変な作業も無いです。
ろう材が毛細管現象で隙間に浸透していくさまを観るのも楽しいです。
帝愛くんさん、こんばんは。
お久しぶりです。
>水道管破裂・・・新年早々についていないですね。
今年は何かとついてないみたいですw。
ブルーレイドライブがまた壊れたし、
元旦に注文したBABYMETALのブルーレイが16日に発送される筈だったのが
メーカー在庫切れとかで更に一週間ほど待たされて
やっと発送されたかと思ったら今度は雪のせいで
郵便局に2日間も保管されたりと、
色々とうまく行かないことが多いです。(;´д`)トホホ…
ただほんと、断水しなくて良かったです。
災害派遣の垂れ幕を掲げた自衛隊の車と良くすれ違いますし、
周囲では結構断水しているところもあるみたいです。
あと、新年の挨拶まだでしたよねw。
今年も宜しくです。(o^-^o)
ではでは。
お久しぶりです。
>水道管破裂・・・新年早々についていないですね。
今年は何かとついてないみたいですw。
ブルーレイドライブがまた壊れたし、
元旦に注文したBABYMETALのブルーレイが16日に発送される筈だったのが
メーカー在庫切れとかで更に一週間ほど待たされて
やっと発送されたかと思ったら今度は雪のせいで
郵便局に2日間も保管されたりと、
色々とうまく行かないことが多いです。(;´д`)トホホ…
ただほんと、断水しなくて良かったです。
災害派遣の垂れ幕を掲げた自衛隊の車と良くすれ違いますし、
周囲では結構断水しているところもあるみたいです。
あと、新年の挨拶まだでしたよねw。
今年も宜しくです。(o^-^o)
ではでは。
お久しぶりです。
>もう二日も風呂に入れてないなどなど
水道管破裂・・・新年早々についていないですね。
今日、私のアンプがいきなり壊れたというのもショッキングですが、
これと比べると「まぁ、日常に障害出るわけじゃないし」と思いました。
(下方比較ですね~ でも、1ヶ月で故障はないわ!)
我が家では、破裂すると自腹!という
水道管が家にたどり着くまでにいくらかあったもので、
水道だしっぱで厳しい寒波をしのぎました。
翌日のニュースでは、
県内で2万世帯(二千かも?)以上が断水状態になったとのことでした。
我が家は山の上の方なので、危なかったです。
改めて、今回の寒波の凄さを感じました。
ご自宅の水道管の修理が早く終わるといいですね。
ではでは
>もう二日も風呂に入れてないなどなど
水道管破裂・・・新年早々についていないですね。
今日、私のアンプがいきなり壊れたというのもショッキングですが、
これと比べると「まぁ、日常に障害出るわけじゃないし」と思いました。
(下方比較ですね~ でも、1ヶ月で故障はないわ!)
我が家では、破裂すると自腹!という
水道管が家にたどり着くまでにいくらかあったもので、
水道だしっぱで厳しい寒波をしのぎました。
翌日のニュースでは、
県内で2万世帯(二千かも?)以上が断水状態になったとのことでした。
我が家は山の上の方なので、危なかったです。
改めて、今回の寒波の凄さを感じました。
ご自宅の水道管の修理が早く終わるといいですね。
ではでは
ご丁寧にありがとうございます。
自分もろう材が毛細管現象で浸透していく様を見たいんですが
ガスバーナーって火を付ける瞬間がちょっと怖くて
積極的にはあまり使いたくないんですよねw。
あと自己融着テープは当時のままなんですが、
未だに水漏れもないので結構丈夫なもんなんですね。
給湯器がだいぶ古いので
もう修理して貰うつもりはあまりないんですが、
今度、銅管が破けたらご教授頂いた内容を
参考に本格的に修理しようと思ってます。
それでは。