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5mm厚スリムケースの背ラベルをL版光沢紙で自作しよう!

2015.11.29 (Sun)
空のCDやDVD、はたまたブルーレイディスクなどに付いてくるスリムケース、
更には50枚セットなどで売っているほぼ5mm厚のスリムケースの背ラベルってどうしてます?
一応、ケースの表側からシールで貼るタイプのものは数社から販売されていて、
実際にサンワサプライの LB-INDGK5 を買って使って見たこともありますがイマイチなんですよね。


R0022026_R.jpg


不満なところは以下なようなところですね。

1.シールの厚みで凸凹した感じになり見栄えが良くない
2.同じ位置に貼らないと並べた時に統一感が得られない
3.専用用紙にまっすぐに印刷できないことがある



凸凹感は我慢すればいいだけですが3の専用用紙にまっすぐ印刷できないのは
ほんと致命的でインクとお金の無駄遣いで使えませんよね。

そんな不満な点が多いので何とかならないかとネットで調べてもいい方法が見つからなかったので
色々と試行錯誤の結果、L版の写真用紙に印刷してケースの裏側から取り付ける方法を編み出しました~。
まずは完成図から。


R0022096_R.jpg


R0022129t_R.jpg


これのいい点は市販の不満点をすべて解消できます。

・L版光沢紙に印刷するので仕上がりがキレイ
・印刷したあとにカットするので印刷位置のズレる心配がない
.背の裏側から固定しているので取付位置がズレない
.ケースの内側から取り付けるのでケースを並べた時の統一感が素晴らしい



また、下図のように矢印の出っ張りと背の部分に間に押し込んだ感じになるので
基本的にテープで固定しなくても外れませんが出来が悪いと外れます。
ただ、一回取り付けたものを外すと極端に取れやすくなるのでその時はテープ等での固定が必要になります。
唯一の不満点は細かい作業を要するので製作に手間と集中力が必要なことですね。


R0022129t_Rt2.jpg


作業手順は以下のような感じて行います。

1.Wordなどでラベル作成
2.印刷
3.用紙を折り曲げるための折り目を付ける
4.カッティング
5.ケースに取り付け



以下のようなものが必要です。

A. カッター
B. 定規
C.Wordなどのソフトで図形やテキストボックス等を問題なく使えるスキル
D. L版光沢紙
E. ギターのピックや粘土ヘラなど
F. つまようじや竹串など 数本 ※ケースに取り付ける時に使用します
G. カッターマット





■ラベル作成
サイズは下図のような「15.6 x 118.8 ミリ」ですが、
ケースによっては多少異なることもあるかも知れませんのでその場合は修正して下さい。

これをベースに自作できる方は自作して下さい。
あと、横にある出っ張りは用紙の裏面に折り目を付けるための目印で絶対に必要です。
線幅は 0.1 px に設定していますが極力細く設定して下さい。
隙間を開けずに配置すればL版用紙に5枚分印刷できますが、
表示倍率を500倍まで上げて作業しないと正確な位置調整は難しいと思います。


背ラベル寸法画像

テンプレートは元々はワード2003 (xxx.doc)で作成していたんですが
もう手元に無いのでキングソフト Writer 2013 で作り直しました。


20151127014.jpg


Kingsoftで作成したファイルなので互換性について問題があるかもしれませんが
一応テンプレートも用意しましたので自作するのが面倒な方などはダウンロードして使って下さい。
ただ、正常に表示される保証はありません。

Kingsoft ファイル (*.wps)
Microsoft Word 2003 (*.doc)
Microsoft Word 2007 / 2010 (*.docx)
Illustrator CS6 / CS5 / CS4 (*.ai)


テンプレートの使用について
メディアロゴ以外の図形はすべてグループ化しているので
修正する場合はグループ解除をする必要があります。
また、テキストボックス内のフォント(Century)を変更すると
テキストの表示位置がズレると思うので行間などを修正する必要があります。


20151127018.jpg


下記のリンクをクリックするダウンロードが開始します。
ZIPファイルなので解凍して使用して下さい。

zipIcon64.png Case_Index_Templete.zip (1.12MB)





■印刷
L版光沢紙はフジフイルムの「画彩 写真仕上げ 光沢プレミアム WPL50PRM 」を使用したんですが、
この用紙は紙厚(0.28 mm)あって厚過ぎず薄過ぎずちょうどいい感じの厚みだと思います。
これよりも薄いものだとペラペラ感があって取り付けてもすぐに外れてきました。
そんな感じなのでちょうどいいのが無い場合は紙厚が 0.28 mm より厚い用紙の方がいいと思います。


R0022027_R.jpg


「四辺フチなし」に設定すると拡大印刷されて設定したサイズより
大きく印刷されるので絶対に設定しないで下さい。


20151125008t.jpg


L版光沢紙 (89 x 127 mm)に印刷します。


R0022053_R.jpg


オモテのタイトル部分の領域になぜ罫線を引かないのか疑問に感じる方もいるでしょうけど
取り付けた時にわずかなズレが生じた場合に罫線があるとそのズレが目立つし、
なんと言っても無い方が圧倒的に見栄えが良かったからですね。

あと右の水色のところはメディアの種類によって変更して一目で分かるようにしています。
この部分も背の部分だけに設定しても良さそうですが
こちらも罫線と同じでズレても分からないようにワザとこんな形にしています。
ただ、これらのデザインは好みがあるので自由に設定して下さい。





■用紙を折り曲げるための溝を彫る
印刷した枠線の両サイドに数ミリほど出ている10ヶ所の黒い線に
カッターの刃を刺して裏まで通します。この作業は裏面に折り目をつける際の目印になります。


R0022055_R.jpg


目印を付けたら用紙を裏返します。


R0022059_Rt2.jpg


目印の両サイドを結ぶライン上にピック(固めがおススメ)やヘラ等で折り目を付けます。
分かりにくい場合は、一度ペンなどで線を引いてからでも結構ですが、
この作業はかなり力を込めてシッカリと折り目を付けます。

折り目を付けるにはカッターで浅くキズを付ける方法もありますが、
この方法でやるとハッキリとして折り目が出来てしまいあまり好ましくないのでやらないで下さい。


R0022060_R.jpg


普通の定規だとズレることがあるので滑り止めが付いている定規があると便利です。
因みに自分はシンワの「アル助ゴム付 300mm」という定規が使ってます。


R0022038_R.jpg


ちょっと分かりづらいですが折り目を付けるとこんな感じになります。


R0022063_R_R.jpg


折り目はオモテ面からも薄っすら分かる程度まで付けます。


R0022070_R.jpg


折り目を付けたら実際にその折り目で軽~く折っておきます。
この作業はすべてをカットしてからでもいいんですが繋がった状態でやった方が圧倒的にやりやすいです。

尚、タイトル文字と折り目のラインが重なっていますが
この折り目はあくまでもL版用紙をまっすぐに折るためのきっかけ作りと
キツキツに取り付けるための遊びのようなもので最終的な折り目とは位置が異なります。


R0022111_R.jpg


折り曲げたところがひび割れ(拡大するとわかり易いです)のようになることがありますが、
取り付けたら目立たないので気にしなくて結構です。


R0022127_R.jpg





■カッティング
折り目を付けたら外枠の黒い線上をカッターでカットします。
この時、横の線はカッターで切ったあとに線の跡が見えなくなるくらい正確にカットします。
※画像の用紙には見やすいように敢えて折っていません。


R0022072_R.jpg


横の線は少し長めに設定しているので実際にケースに合わせて微調整します。


R0022074_R.jpg


反対側も同じく合わせて調整します。


R0022073_R.jpg


用紙がジャストフィットするようにカットします。
この時、あまりキツ過ぎると中央部分が浮いてしまうのでそうならないようにします。


R0022076_R.jpg


横幅の調整が終わったらバラバラにカットします。


R0022079_R.jpg


折れ線で折り曲げて無かったここで軽く曲げます。
タイトル文字が中心からズレてますが実際に取り付けると良い感じの位置に収まる筈ですが
ケースの種類や出来栄えによってはうまくいかないこともあるので実際に取り付けて調整して下さい。


R0022082_R.jpg





■取付
まず矢印の突起部分に引っ掛けてから徐々に矢印の向きに押し込んでいきます。


R0022083_Rt.jpg


この時、強引にやるとまるで囲んだところのように折り目が付いてしまうので優しく押し込みますが、
コツとして片側から押し込むのではなく両手で一気に押し込んだ方が変な折れは起きにくいです。


R0022084_Rt.jpg


爪楊枝などで縁をゴリゴリして折り目をキッチリと付けます。
この時の爪楊枝の角度によってラベルが外れ易くなったりするみたいなんですが、
うまく言葉にできないので何度かチャレンジして体得して下さいw。


R0022086_R.jpg


完成~。ヽ(´▽`)/


R0022088_R.jpg


あれだけズレていた感じですが実際に取り付けると良い感じの位置に収まっているのが分かると思います。


R0022090_R.jpg


これだけでテープで固定しなくてもほとんど落ちませんが、
一度取り外したりすると取れやすくなるのでその時はテープで固定します。


R0022121_R.jpg


また、こんな感じに背ラベルがケースからはみ出してしまった場合も
外れやすくなっているのでテープなどで固定して下さい。


R0022118_R.jpg


テープを貼る場所はつまようじで折り目を付けたところを押さえると
背ラベル部分の裏側に僅かに隙間(赤い矢印)が出来るので
そこにセロテープを貼ると目立たずに固定できます。
ただ、爪楊枝で押さえながらの作業なのでちょっと難易度が高いです。
または、水色のテープのようにサイド側で固定したり、
木工用ボンド、それよりホットボンド(グルーガン)の方がすぐに固定できるのでいいかも…。
また、そのほかに何かいいアイデアがありましたらそちらでも結構です。


R0022113_Rt.jpg


尚、ケースを立てた時に開け口が市販のDVDとは逆になるので
気になる方はタイトル文字を回転させたりして対応して下さい。


R0022124_R.jpg


すべてのケースでこの背ラベルが使えるかどうかはまったく分かりませんが、
やり方さえ分かれば寸法を変えて自作できると思いますので興味がある方はチャレンジして下さい。
尚、記事の内容を実践される方は刃物を使うので気を付けて作業をして下さい。
ケガされても責任取れませんので自己責任でお願いします。




折り目を付けるところからの背ラベル作成動画です。












(o^-^o)
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